砂・砂利ができるまで

一般の皆様にはなかなか馴染みがないと思われる「砂利屋とはなんぞや?」
私共が製造・加工している砂利の工程等をご紹介!

先ず、砂利屋とは?

砂利とは生コンクリート(橋の橋脚や皆さんのお家の基礎等)やコンクリート二次製品(道路沿いの水が流れる側溝やトンネルの上のアーチの部分)の原料になる物です。
砂利は粗骨材(砂利)と細骨材(砂)の2種類に分かれます。

弊社は大井川に堆積した土砂(原石)からの採取、ダンプカーでプラントまで運搬した原石を水洗い選別・加工、そしてお客様への納品まで一括で行なっています。

大井川からの採取は、土砂が溜まっているところからただ運んでくるわけではなく、測量を行って図面を作成した上で県の許可をいただいて採取しています。

また、採取するにあたって、県へ納める採取料・大井川漁業組合への補償料・砂利組合の運営費・砂利を洗浄したシルト(泥)などの副産物の処理費用など、様々な必要経費がかかります。
決して砂利は原価ゼロと言うわけではないのです。

採取した原石は大型のホイールローダーで投入プラントに流し込み、選別した上で原石ストックとしてプラントに貯蔵しています。
下の画像1枚目がホイールローダーでプラントに流し込む様子、2枚目が細かい物と石の選別の様子、3枚目が原石ストックです。

土砂の中に含まれている石のサイズ分け販売も行っています。
他に土木工事に使用する石も豊富にご用意しています。

コンクリート小話

BRIEF STORY

コンクリートの強度、上手く生コンクリートが打設出来るかなどの試験も行いながら手間暇かけて砂利、砂を生産しています。

皆さんが購入されるマンションで一番大事なコンクリートの材料になくてはならない砂はインテリア、セキュリティなどと同じくらい大切なものです。

現在では地震などの影響を極力軽減するための様々な技術がありますが、コンクリートに良い骨材を使用することが最も安全な建物づくりに繋がります。
それほどに重要な材料であることをもっと多くの方に認識していだたけたら、と願っています。